むす美のサステナブルなもの作り「エコな素材選び」
今年で3回目となる「ふろしきSDGs LIFE」イベントが無事に終了しました。
会期中にはたくさんのお客様に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。後日、アフターレポートをお届けします。
ふろしきメーカーとして、むす美では日頃よりサステナブルなものづくりに取り組んでいます。今回は「エコな素材選び」について取り上げます。
■サステナブルなものづくり「エコな素材選び」
ふろしきメーカーとしてサステナブルなものづくりを続けていく上で「エコな素材選び」は何より大切です。
多用途で長く使い続けられるエコなアイテムとして、ふろしきは国内外問わず再評価をいただいてもいます。
環境に対する意識がさらに高まる時代だからこそ、素材の背景にもこだわり、いっそう人・環境に優しい商品開発を目指しています。
そうした中、近年むす美が取り組んでいるのが「オーガニックコットン」「リサイクルポリエステル」素材です。
■オーガニックコットンを使ったふろしき作り
オーガニックコットンの栽培量は未だコットン全体の1%程度といわれ、先進国での普及が急がれています。
メーカーとして、環境や生産者に配慮したオーガニックコットンからふろしきを作り、日本での普及に貢献したいと考えています。
2019 年4 月に初めてオーガニックコットンを取り入れて以来、むす美ではその流通量を増やすため、オーガニックコットンを使用した商品を次々に発売してきました。
現在では綿素材のふろしきの内14%ほどがオーガニックコットンを使用した商品です。
□オーガニックコットンを使った商品
※「kata kataむすび」は既存商品が無くなり次第、順次オーガニックコットンに切り替わります。切り替え済のものは商品名に「オーガニック」が入っています。
■リサイクルポリエステルを使ったふろしき作り
「100アクアドロップ リサイクル」では、廃棄されたユニフォームなどのポリエステル繊維を再利用した糸を生地のヨコ糸に使用し、全体の55%がリサイクルポリエステルとなりました。強い撥水機能はそのまま変わっていません。