浮世絵に描かれる日本の人気モチーフ「ネコ・富士山」
■2024年9月 新作発売「浮世絵」
9月1日から新作を発売した「浮世絵」シリーズは、数ある名作の中でも特に人気があり、現代でも有名な図案をふろしきにしています。
浮世絵でよく登場するモチーフに「猫」「富士山」があります。
■「猫」
浮世絵に登場する様々な動物のなかでも、ペットとして最も多く描かれたのは猫だそうです。
浮世絵師 歌川国芳は「猫の当字」シリーズをはじめとして、猫の擬人化した姿をユーモラスに描いてきました。猫一匹一匹がもつ豊かな表情・仕草に惹き付けられます。
東京・太田記念美術館では昨年春に『江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし』展が開催されていました。太田記念美術館の特設サイトに掲載された展示品紹介を読むだけで、いかに「猫」が日本人に古くから愛されてきたかを知ることができます。
京都では『もしも猫展』が京都文化博物館で23年9月23日に開催されました。新柄「流行猫の曲手まり」も展示がされていたようです！
■「富士山」
山頂は空にすっとそびえ、ゆるやかに山裾が伸びていく、その気高い姿はまさに日本の誇る絶景。
その壮麗さから「富士を拝み、富士山霊に帰依し心願を唱え、報恩感謝する」という富士山信仰も広まりました。
世界一有名な浮世絵師 葛飾北斎は「富嶽三十六景」で富士山を各地のあらゆる角度から様々な表情で描きました。
【新しい素材】
Mサイズ(オーガニックコットン)
「浮世絵と富士山」については、中之島香雪美術館の『北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦』でわかりやすく紹介されています。展示は終了していますが、サイトは解説動画も載っています。ご興味のある方は、中之島香雪美術館の特設サイトを訪れてみてください。
■選び方：素材・生地の風合いに注目！
今回の新作によって、Mサイズ(約70cm)は素材がレーヨンとオーガニックコットンの2種類になりました。それぞれの特徴をご紹介します。
Mサイズ(レーヨンちりめん) 3,080円(税込)
レーヨンは絹に似た上品な光沢があり、ちりめん織によって生まれる「しぼ」が美しい陰影を生みます。絹同様、水に濡れると縮むので取り扱いに注意は必要です。
正絹ふろしきの代りとして贈答時などにお品物を包むと、素材の持つ上品な光沢・陰影が高級感を高めます。
レーヨン素材のラインナップは、今後「赤富士」、「波裏に富士」、「猫飼好五十三疋」の3柄に絞ることになりました。それ以外の柄については、在庫が無くなり次第販売終了となります。
Mサイズ(オーガニックコットン) 1,650円(税込)
環境に優しい素材への意識の高い海外旅行客(インバウンド)が増えたこと、そしてメーカーとしてサスティナブルなものづくりを目指して、オーガニックコットン素材を新たに加えました。
これまでレーヨン素材でお作りしていた6柄＋新柄2柄の豊富なラインナップです。
身近な天然素材の綿は、丈夫で結びやすく、使うほどに柔らかくなり肌に馴染みます。吸水性にも優れ、取り扱いも簡単なため家庭で洗濯ができます。
紙製のパッケージの表面には題材となった浮世絵の説明、裏面にはサイズや素材に合った使い方を載せています。
日本語と英語の両方を載せているので、海外の方へのギフトにも便利です。（レーヨン素材には付いていません）
また、Sサイズ(約50cm)とMサイズ(約70cm)が綿素材なのは同じですが、生地が異なります。実店舗にお立ち寄りの際は、ぜひそれぞれの質感の違いにご注目ください。
オンラインでお買い物くださるお客様に向けて、簡単にご紹介します。
「サイズ別の使い方」はこちら↓↓
浮世絵は海外の方、特にフランスなど欧米の方から高い人気があります。
海外の方に日本の伝統文化の息吹を感じていただける「浮世絵ふろしき」は、海外の友人・ホストファミリーへのお土産、国際会議での記念品などにおすすめです。
■外国語対応の【包み方のしおり】付きですぐに使える
むす美では海外の方用に「英語」「フランス語」「中国語」に対応した包み方のしおりをご用意しております。
バッグやラッピング、インテリア使いなどすぐに使える包み方をまとめています。オンラインショップでも店舗でも気軽にお問合せください。