正倉院の宝物をテーマにした「112 和音」「120 正倉院裂」
毎年10月末から11月半ばに奈良では「正倉院展」が開催されます。
画像は正倉院展公式ページより
例年9月頃から駅構内や街角のあちこちで「正倉院展」のポスターが張り出されるのを見ると「あぁ、また秋が来たんだな…」と実感します。これは、近畿圏住民あるあるかもしれません。
■「正倉院展」とは
「正倉院」は奈良時代に建立された東大寺の倉庫の名称。聖武天皇の遺愛品を中心に約9,000件の宝物が現在まで伝えられています。
「正倉院展」はその中から60件ほどを選び公開する展覧会です。
1300年も前の宝物が今も見られる、とても貴重なものなんですね。日本最古のふろしきもこちらに収められているんですよ。
むす美のふろしきにはそんな「正倉院」由来の文様を使ったふろしきがございます。
■格調高い美しさを染めで表現した「和音」シリーズ
112 和音【箱入】
花氈 ベージュ/円鏡 ムラサキ/双鳥文 アイ
Lサイズ:約112cm¥3,080(税込)
112㎝と大判サイズで、広げるとそのオリエンタルかつ色鮮やかな世界観、格式高い美しさを堪能していただけます。
大判サイズを活かして、テーブルクロスなどインテリアにお使いいただけます。
112和音 花氈 ベージュ
正倉院に納められているフェルトの敷物「花氈」をベースにしています。フェルトの温もりある風合いを染めで表現しつつ、オリエンタルな花唐草を鮮やかに描いています。
落ち着いたベージュベースのお色なので、これからの季節にぴったりです。
大胆な柄ゆきなので、無地や暗い色になりがちな秋冬の洋服に合わせるとアクセントに。ぜひバッグにしてお外にも持ち出して頂きたい1枚です。
112和音 円鏡 ムラサキ
白銅製の鏡「平螺鈿背円鏡」という宝物をベースにしています。
鏡の背面には螺鈿と琥珀とで、花や草がデザインされています。華やかでありながら、繊細さを感じる美しさもあります。
「和音/円鏡」では地色を紫にし、螺鈿の光沢を模した上品な光沢を白い模様部分に施しています。
古典柄でありながらレースのようにも見え、包み方によって柄の見え方が変わるのが魅力です。
112和音 双鳥文 アイ
もちろん広げるだけでなく、お品物を包んだりバッグにしたりといった使い方もできます。
格調高い美しさを染めで表現しており、記念品や内祝の贈り物にもご好評いただいています。
■オリエンタルな雰囲気漂う精緻な文様「正倉院裂」シリーズ
120 正倉院裂【箱入】
葡萄唐草文 アカ/双鳳文 チャ/山羊文 グリーン
狩猟文 コン/獅子文 アカ/鴛鴦唐草文 コン
Lサイズ:約120cm ¥11,000(税込)
正倉院に今も残る絹織物は、羊毛製の氈(セン:毛織の敷物)で現存する日本最古の物。それを最新の技術を使い、綿織物で表現したのが120cm「正倉院裂」シリーズです。
大判のふろしきは包むだけでなく、手軽にインテリアに活用できます。
ジャガード織で裏側にも繊細に文様が織り出されているため、どちらも表として使えます。
箱入りで販売しており、目上の方への贈り物や退職祝などの贈答用によくお選びいただいています。
お好みに応じてお選びいただける6柄展開です。
文様には唐とペルシャの文化が見事なまでに融け合い、均整のとれた美しさを醸しだしています。深い色合いと1日に10Mずつしか出来ない最上級の柔らかな織りの質感をお楽しみください。
正倉院の宝物をテーマにした「112 和音」「120 正倉院裂」のご紹介でした。これからも、ふろしきメーカーとしての開発裏話をお届けします。次回もお楽しみに!
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