秋の衣替えに役立つ、ふろしき収納テクニック
夏の暑さが和らいできたこの頃。9月も後半に差し掛かると、1日の中で寒暖差が広がり、朝晩に肌寒く感じる日も増えてきます。
そうなると考えるのは「衣替え」ですよね。
一般的には「秋の衣替えの目安」として、最高気温が15~20℃の間が目安と言われています。
〈衣替えの目安気温〉
最高気温15~20℃ | 最高気温22℃以上 | 最高気温15℃以下 |
春・秋冬 | 夏 | 冬 |
秋の衣替えの時期、夏にお世話になったアイテムや寝具・洋服の入れ替えが始まります。ふろしきを使った便利な収納方法をご紹介します。
■扇風機の収納、ホコリ除け
まずは夏にたくさん働いてくれた扇風機。
Before
After
70cmふろしきで包むと、ホコリ除けカバーの完成です。
扇風機の後ろのミシンも、90cmのふろしきで包むことで、クローゼットの中でむき出しだった状態から随分スッキリできました。すぐ使いたい時には、そのまま運べて機能的です。
今年の夏もお疲れさまでした。来年もよろしくお願いしますね♪
- 扇風機カバー:70 綿モダンガール こんぺいとうベージュ
- ミシンカバー:二四巾シャンタン無地 ベージュ
▶扇風機カバー、ミシンのカバーの詳細
■クローゼットの収納テクニック
お布団・敷物などの大物をすっぽりカバー
続いてはクローゼットの収納テクニックを見てみましょう!
畳んでそのまま収納していたお布団も、150cmの大判ふろしきがあれば全体をすっぽり包めます。
Before
After
包む前よりもクローゼットの見た目を綺麗にできました。
包む物の形にしっかりフィットさせたり、そのまま収納袋になったりするところがふろしきの便利なところ。
見た目良く仕上げるには、折り込んだ隙間の中に手を差し込んで、余っている生地をグッグッと入れ、形を整えるのがポイントです。
ストール・ベルト・手袋など「すぐ取り出したい」小物をまとめる
さらに、ふろしきで「しずくバッグ」を作り、上の結び目をバーに通すだけで、小物などを入れる収納バッグに早変わり。
ストールやベルト、ニット帽・手袋などを入れれば、横が大きく空いているバッグの為、使いたい時にさっと取り出すことができます。片付ける時もすっきりコンパクトに収まります。
- 布団カバー:150 着物包み カラシ
- 小物収納しずくバッグ:100 ひめむすび 菊 レッド・70 ひめむすび シトラス イエロー
■ふろしきを使った収納のポイント
- 大きさによってサイズを選ぶ
ふろしきの対角線の3分の1の大きさがおすすめ
- 収納するものによって素材を選ぶ
湿気に弱いものならコットンやリネンなど、吸湿性のある素材が◎
- 外から中身の違いが分かりやすいようにする
「春物なら梅・桜柄」「冬物なら椿」など季節の柄・色で分けると、ほどかなくても中身がわかりやすくなりそうです。
100均などで売られているクラフトタグもおすすめ。「夏物トップス」など中身の特徴を書いて、真結びしたところへ吊るしておけば、一目瞭然ですね。
- 無駄な出費が減らせる
ふろしきは1枚で何通りもの収納グッズの代わりになるので、家計にやさしいアイテムです。
普段はエコバッグやテーブルクロスなどに使って、使わない時はこのように収納に活用すると、ふろしきを賢く使えて無駄がありませんね。
スタッフのリアルなクローゼット収納も別の記事でご紹介しています。
意外な使い方として、トイレットペーパーを包む「映える収納」もできます。
▶トイレットペーパーの包み方
秋は気温差が大きくなる季節なので、ゆっくり2~3週間の期間をかけて衣替えをするのがおすすめです。ふろしきを使って楽しく、インテリアにも映える衣替えをされてみてはいかがでしょうか。
□もっとふろしきの使い方を知りたい方は、ワークショップがおすすめ!
ワークショップは店舗とオンラインの2種類あります。
日常ですぐに使える包み方を学べる講座を豊富に揃えています。ぜひお気軽にご参加ください。