2023年06月23日

【プレミアムなギフト】海外の方・男性への贈り物に「天然藍染 PREMIUM LINE FUROSHIKI」第二話

むす美のふろしきの中から、特別な方へのギフトにおすすめの「天然藍染 PREMIUM LINE FUROSHIKI」。

このプレミアムラインは高度で熟練した技術と丁寧に時間をかけた手作業で、デザイナーと職人、むす美がこだわり抜いたシリーズです。

第一話では、天然藍染の藍師・染師「BUAISOU」や、商品ラインナップについてご紹介しました。

第二話では、天然藍染の技法をふんだんに活かした個々の魅力あふれるデザインやアーティストの紹介、また、どうやって商品が作られているの?というお話です。

‟可愛い動物たち” katakataのデザインが、藍染であたらしい世界観を表現

むす美で人気、”絵本から飛び出してきたような可愛い動物たち”katakataシリーズからも、藍染ふろしきが登場しています。

100 天然藍染 kata kata むすび クマの親子 濃藍

森の中がふわふわの葉っぱに包まれる季節、くまの親子の寝ぐらを覗いてみました。きょとんとした表情と、丸みのあるふくよかなシルエットがかわいい親子です。

100 天然藍染 kata kata むすび  鶴亀 濃藍

長寿延命の縁起物として、そして毎日が華やかになるようにと想いを込めて、松竹梅に囲まれた鶴と亀です。のびのびと仲良く円を描く姿と、藍色と白色の対比が印象的。

天然藍染の染料で、一枚一枚丁寧に染め上げられていく様子が伝わります。
kata kata (カタカタ)/ 型染めアーティスト

松永武さんと高井知絵さんの二人からなり、ものがたりを想像できるような、会話の生まれるデザインの染布の制作を行う。
型染め、注染、プリントによる染布を制作し、展示会やグループ展に多数出展。手ぬぐい等の雑貨は全国の雑貨店などでも取り扱われ人気を博している。

‟絵本から飛び出してきたような可愛い動物たち” katakataの他のラインナップはこちらから。

■野老朝雄氏のデザインは「現代の唐草紋」を抜染の技法で

100 天然藍染 野老むすび 黄金比 唐草 濃藍

100 天然藍染 野老むすび 黄金比 唐草 藍むら染め

ふろしきの右下に唐草が集まる構図は、包んだ時のことを考えたデザインです。

藍を無地で染めた後に、型を乗せ柄の部分の色を抜く「抜染」の技法で染められたデザイン。手仕事ならではの1枚1枚異なる表情や、経年変化をお楽しみください。
野老朝雄 Asao TOKOLO / 美術家

1969年東京生まれ。建築家 江頭慎に師事。2001年9月11日より「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける。
単純な幾何学原理に基づいた紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている。
主な作品に東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、大手町パークビルディング屋外彫刻などがある。

野老氏の代表的なPPP紋様(Piecing Pieces Pattern)の「野老むすび」シリーズは、こちらから

■むす美オリジナルは藍染の技法をふんだんに駆使したデザイン

むす美のオリジナルからは、高度で熟練した技術による「BUAISOU」による藍染の技法をふんだんに駆使した2デザインが生み出されました。

100 天然藍染 むす美 市松段染め

ふろしきを広げた状態で一段ずつ染液に付ける工程を方向を変えながら、全部で4回、全体を薄く染める工程を1回行うことで藍の色の重なりを表現しています。

手間ひまをかけ、何度も重ねて染めることによって生まれる、美しい市松状の藍の濃淡は、包む方向によって異なる藍の色が現れます。

100 天然藍染 むす美 対角絞り

古来からの染の技法で、藍染めの特徴を活かしながらも、ふろしきを使う方向によって異なった藍の色を楽しめるデザインとなっています。

対角線で分けた半分を絞り上げ、藍液に浸す工程を絞る方向を変えて2回繰り返すことで、藍の色の重なりと絞りならではの味のあるムラ感を表現しました。

いかがでしたでしょうか。
ため息がでるほど美しい、藍の世界「天然藍染 PREMIUM LINE FUROSHIKI」。
ぜひ実際に手に取って、日本の伝統美や巧みな技術を存分にお楽しみください。

なおこちらの商品は、一点一点手作業で染めているため、数に限りがございます。ご入用の際は、在庫をお問合せの上ご利用ください。

今回ご紹介した商品
天然藍染 PREMIUM LINE FUROSHIKI