2023年10月19日

むす美とサステナブル、その③:プラスチックごみの削減

エコ サステナブル SDGs

3R推進月間の10月は、地球環境を守りサステナブルな社会を実現するためのむす美の取り組みを毎週お届けします。

今回は「プラスチックごみの削減」に注目します。

使用済みプラスチック製品や資材が海に流れ着き、分解されず環境問題となっています。むす美では環境に配慮し、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。

商品パッケージからプラスチックを無くす

お客様に関わりが大きい取り組みとして「商品パッケージからのプラスチックの削減」があります。

ふろしきはたたむとコンパクトかつ付属品も無いため、そもそも商品パッケージは無くすことも可能です。

そのため多くのSサイズ(約45-50㎝)・Mサイズ(約70cm)商品にはパッケージがありません。それだけでも資材の削減になっています。(正絹・ふくさなど箱入りの商品は例外です)

ただ、一部のMサイズとLサイズ(約90-100cm)のふろしきは、プラスチック製の袋に入れて販売していました。2020年からは、紙の帯状のパッケージ「紙帯」に切り替えていきました。

サステナブルの側面以外にも、プラスチックから紙に変えて良かったことがあります。

紙帯では表裏両方に商品の説明をしっかり載せることができ、商品についてより多くの情報を伝えることが可能になりました。

シリーズの特徴、文様の意味、包み方、洗濯表示などを英訳付きで載せています。ギフトの際にお相手の方が商品のことをより知ることができ、海外の方にも喜ばれています。

こうした形の紙帯パッケージへの切り替えを順次進めています。

□紙帯パッケージの商品(一部)

「端材」のリサイクル

端材 生地の端 アップサイクル

ふろしきは生地を染め、端をミシンで縫製し出来上がります。この「染め→ミシン」の行程で、生地の端=”端材”がどうしても出てしまいます。

ポリエステルの端材は、これまでは産業廃棄物業者へ持ち込み焼却処理をしてもらい、焼却された灰は埋め立てに使用されていました。

ゴミではなく資源として活かせる方法を模索した結果、2022年3月からは、「再生燃料」としてリサイクルできるシステムになりました。

□詳細はこちら↓↓

■お知らせ

3R推進月間の10月には、店舗にて【ふろしき回収プロジェクト】RE.FUROSHIKIを実施します。

みなさまのおうちに眠っているふろしきを、むす美で回収しリユースします!

RE:FUROSHIKI 回収

回収したふろしきは、ふろしきを活用した授業・活動を行う学校・団体にお届けします。

むす美は環境にも人にも優しいふろしき文化を、みなさまとともに次世代に繋いでいきたいと考えています。

3R推進月間の10月は、地球環境を守りサステナブルな社会を実現するためのむす美の取り組みを毎週お届けします。

次回のテーマは「包装資材」です。

最後までお読みいただきありがとうございました。