【Q&A】骨壺を包むのに最適なふろしきのサイズや色、包み方を知りたい。
むす美のお店には、しばしば「骨壺(骨箱)を包むふろしき」を探しに来られるお客様がいらっしゃいます。
ふろしきをお探しの目的、タイミング又はデザインのお好みは、年々多様化してきていると感じています。
“・遠方での葬儀の後、帰りの道中のことを思うと、少し印象を和らげたい。
・納骨までの間、自宅で安置する際に、白色では味気ないので優しい色のふろしきで包みたい。
・ペットのお家での供養として、骨壺をリビングに置いても違和感をなくしたい。”
今回はそんな「骨壺を包むふろしき」の選び方をサイズとデザイン(色、素材)別にご紹介します。
また、最後に安全に運ぶための包み方のコツも解説します。
【ふろしきのサイズ】骨壺の大きさごとの最適なサイズの選び方
骨壺の大きさには 2 寸~ 8 寸ほどの種類があり、ふろしきのサイズとしては、
・一般的な納骨用「 6 、 7 寸」→ Lサイズ(約 90 cm~ 120 cm)
・少し小さめの納骨用、分骨用「 4 寸、 5 寸」→ Mサイズ(約 70 cm)
・手元供養やお子様、ペット用「 2 寸、 3 寸」→ Sサイズ(約 45 cm)
をお選びいただくと、いずれも比較的ゆったりと包める大きさになります。
その中でも 6 ~ 8 寸の大きい骨壺を包むふろしきは、Lサイズの 90 cm、100 cm、112 cm、120 cm、XLサイズの 150 cmと細かいサイズのバリーエーションからお選びいただけます。
【ふろしきの色、デザイン】故人への想いから選ぶ1枚
骨壺を包むふろしきといえば白をイメージされる方が多いですが、むす美のふろしきは、白でも“優しいキナリ色”や”少し高級感があるちりめん素材“までさまざまです。
白や無地のカラーの場合
弔事を代表する紫や紺はよく選ばれる色です。お好みによっては、優しいピンクや濃い緑などもおすすめです。
花や文様など無地以外の場合
骨壺を包むふろしきは、必ずしも無地でなければいけないという決まりはありません。
故人がお好きだったお花の模様やお優しい、可愛らしい方だったなど、故人を偲ぶ色味やデザインを選ぶのも、遺族の想いが込められた素敵な 1 枚になります。
ペットのご供養の場合は、仏壇ではなくリビングに安置されることも多く、お好みに合わせてシックな色合い、少しPOPなデザイン又は季節に合わせたモチーフなど、更に選択肢が広がります。
また、素材としておすすめなのが“ちりめん”です。
伸縮性に優れているため多少のサイズの調整が効き、包みやすく、シワにもなりにくい良さがあります。
【骨壺の包み方】持ち運びや置いておく際の 2 種類の包み方
骨壺を持ち運んだり、置いておくためのふろしきの包み方として、「お使い包み」と「四つ結び」の 2 種類をご紹介します。
包み方のポイント:ふろしきをお箱にしっかりと沿わせて(たわまないように)、きつく結ぶこと。
持ち方のポイント:片手は底に手を添える。
動画でも包み方を解説しています。合わせてご覧ください。
お使い包み
四つ包み
「骨壺を包むふろしき」のサイズ目安やおすすめのデザイン、包み方のコツを紹介してきました。
また、「位牌を包むふろしき」もお求めになられる方がおられますが、デザインの選び方は骨壺と同様です。サイズは、通常はSサイズ(45cm~50cm)、特に大きい位牌の場合はMサイズ(70cm)となります。
いずれも故人を偲ぶ大切な1枚です。ぴったりの1枚が見つかりますように、ご参考になれば幸いです。