「ふろしき SDGs LIFE 2024」アフターレポート:総勢1,809名がご来場!
先日行った3回目開催の「ふろしきSDGs LIFE2024」イベントの報告をさせていただきます。
2024年のテーマは「ボーダレス」。
「四角いシンプルな1枚の布は、多用途なのでシーンや人を選ばない」という意味を含んでいます。
車いすの方も気軽にご参加いただけるように準備しました。
また今年は、ふろしき SDGs LIFE運営委員として、ナーシングクリエイト㈱様、FLOWSHIKI様の2社にも新しく参画いただき、イベントを盛り上げていただきました。
■3日間で1,809名がご来場!
1,809名と昨年(1,525名)以上に多くの方にご参加いただきました。
スタンプラリーも約3割の方にご参加いただきました。ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました!
数十名の方から「昨年楽しかったから来ました!」と嬉しいお声もいただきました。
1割ほどが外国の方で、アメリカ、ヨーロッパ、台湾の方々が多い印象でした。
■巨大シンボルツリー「ふろし木」
今回は新しいふろしきツリーが飾られました。
ふろしきのデザインも眺められるので、お客様は立ち止まって天井を見上げたり、写真を撮られるお客様も見受けられました。
特に外国の方は「浮世絵」を撮影される方が多かったです。
■「防災」「ヨガ」をテーマにした体験ワークショップ
今回は、実行委員会から外部講師を招き「ふろしき防災」「ふろしきヨガ」のワークショップも開催。
いずれもキャンセル待ちが出るほどに人気でした。
むす美プレゼンツの「サスティナブルな活用法」では、多用途なふろしきが “ベビーカーや車いすの方も生活スタイルに合わせて便利に使える事” をお伝えさせていただきました。
「ふろしき防災」では、ナーシングクリエイト㈱の押栗様が登壇。
保健師でもあるご自身の知識・経験から、100cmと150cmのふろしきが災害時や避難所で役立つ事をお伝えくださいました。
「ふろしきヨガ」では、FLOWSHIKI代表 田畑里佳様が登壇。
オリジナルのふろしきを使い、無理なく心と体をほぐせる体験をしてくださいました。
ヨガの時間は、アロマスチームで会場内も癒しの香りに包まれ、優しく素敵な空間演出に参加された方も感動されてました。
■初の福祉施設とのコラボワークショップ
「ア―ブリュットふろしき」でお世話になっているエイブルアート・カンパニーの関連施設の「GoodJob!センター香芝」と一緒に張り子絵付けワークショップを行いました。
3Dプリンタで骨組みされたいろんな動物の形の張り子に、ポスカで色を塗ったり、むす美のアップサイクルシールを貼っていただきました。お子様から大人までご参加いただき、カラフルで自由なオリジナルの張り子が出来上がっていました。
福祉施設で利用者様がつくられた、可愛い雑貨たちも並びました。
■Re furoshiki (ふろしきのリユースプロジェクト)
今年は12枚のふろしきが集まりました!
ご持参いただいた皆様ありがとうございました。
昨年は集まったふろしきを、島根県の高校やフィンランドの留学生にお渡しし、日本文化発信のイベントにご活用いただきました。おうちで使われなくなったふろしきも、国や世代を越えて新鮮な感動とともに活かされています。
今後も、私たちは次世代に「ふろしき文化」を啓蒙・継承し続けるため、「教育機関」での活動を支援していきたいと思います。
■ご参加いただいた皆様のお声
・学童の先生
「いつか海外に行った時に役に立つから、ぜひ、ふろしきワークショップを学童でやりたい」
・オーストラリアのご夫婦
「日本の文化は素晴らしい!そしてこの「ふろしき」はNo.1よ!だって四角い布は世界にあるけどこんな使い方をする国はないでしょ!オーストラリアでもウケると思うわ!」
・小学生のお子様のいるご家族
「去年参加して、息子がふろしきにはまり、包み方を覚えたくて今年も来ました!」
・ふろしき体験ワークショップ参加の皆さま
「軽い、形が変えられる、柄が楽しめるのが良い。花包みでプレゼントしてみたい。」「一見ハードルが高かったけど、意外と簡単で楽しかった。」「常にバッグに入れておきたい。」「地震が気になっており、災害に備えて勉強できて良かった。」
SDGsに加え、今回は防災とウェルネスという視点も加わり、よりふろしきの多様性を感じていただけたと実感しています。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!