新 福むすび開発のひみつ。
いつもむす美オンラインショップをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
今回は普段なかなか聞くことのできない、【ふろしき誕生秘話~新 福むすび編~】をご紹介します。
新柄は花柄をモチーフにした「さくら/青海波」、「ひょうたん/うろこ」、「梅/松竹」の3柄6配色。
※写真は実際の商品と異なる場合がございます。
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開発担当)今回は「さくら/青海波」、「ひょうたん/うろこ」、「梅/松竹」の3パターンです。
福むすびはたくさんの福を招き、人と人を結ぶおめでたいふろしきとして誕生し、今回リニューアルを致しました。表・裏それぞれの文様には古くからの意味があり、両面の柄の意味が合わさって、より想いが込められためでたい柄に仕上げています。今回も表裏の柄の関係性は、とても意識してデザインしました。
開発担当)「さくら・青海波」は「大願成就」「良縁」の意味がある桜と、「未来永劫」の願いが込められた青海波の組み合わせで、「成就したことが、ずっと続いていきますように」という想いが込められています。
――さり気なく2羽の鳥がいますが…。
開発担当)良縁の意味を込めて、鳥のつがいをデザインしました。
見つけてちょっと嬉しくなってくれたらいいなと思います。
出産祝いにもおすすめ!
開発担当)「ひょうたん・うろこ」は、今年は新型コロナウィルスや災害など様々な不安が渦を巻く年なので、
安心と明るい未来を訪れることを願った厄除けの意味がある柄をデザインしたいと思いました。
「ひょうたん」は“瓢箪の中に入れた種は必ず芽が出る”ということから、「幸福や成功のチャンスが巡ってくる」文様、また「無病息災」の意味合いがあります。「うろこ」は三角形が連続する様子を魚や蛇の鱗に見立て、“脱皮を繰り返して大きくなる”ことから、「厄を落として再生する」という意味があります。
――“今のご時世、特に持ちたくなりますね。
――「梅/松竹」は、2面しかないのに松竹梅全部が入っているということですか?
開発担当)片面は「梅」、もう片面には「松皮菱」の文様です。
「松皮菱」は松の皮を図案化した文様で、家紋にも使用されるなど古くからある文様です。その中に「竹」を組み合わせました。
表裏合わせて松竹梅となっており三種類とも寒さに耐えるところから、「歳寒の三友」とよび、めでたいものの慶事として使われてきました。
――どの文様も、意味を知ると心強くなりますね。
開発担当)皆さまに福が舞い込みますようにと、思いを込めてつくりました!両面の柄がみえるように包むとより素敵に使っていただけるかと思います。
製作に込めた熱い気持ちや、ちょっとした裏話…。是非ご一読ください。