minä perhonen 皆川 明氏 デザイン、新しい包装紙「tsutsumu」
■むす美の、新しい包装紙
いよいよ夏本番。日差しが照り付けるような暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。この夏、むす美の包装紙が新しくなります。デザインを提供していただいたのは、minä perhonen 皆川 明氏。タイトルは「tsutsumu」。
現在使用している包装紙からの切り替えとなり、慶弔どちらもこの包装紙を使用します。
■デザイナー 皆川 明氏について
1967年生まれ。1995年に「minä perhonen」 の前身である「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランド、イタリアの陶磁器ブランドGINORI 1735へのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画なども手掛ける。
(minä perhonen 公式HPより)
■むす美のために、書き下ろされたデザイン
実は、あたらしい包装紙のデザインは、山田繊維設立60周年を記念し、デザイナーの皆川明氏が‟minä perhonen×むす美”の「ちょうむすび」の為に描き起こしたもの。
ふろしきとしても、商品化しています。
60周年の60という数字から連想された6面体が、連続している景色から生まれました。手描き感のある温かなラインは、 ふろしきが穏やかにどこまでも連なっているようにも見えます。
■皆川明氏のコメント
□デザインのconcept
風呂敷は一枚の布を多様で多用に暮らしに生かすという日本の知恵から生まれた道具です。そしてそれは結ぶという所作によって形がなされていきます。
この絵は結ばれていく事で一本の線が奥行きを持っていく姿をシンプルに表し、物を包んだ時にはこの絵の立体感が新たな奥行きが現れてきます。
■紙・印刷について
包装紙には、使用する紙やインクにも環境によいものを選びました。
紙は、FSC認証紙を使用しています。
そして印刷には、環境にやさしい植物油インキ「ベジタブルインク」を使用しています。
FSC認証紙については、別のブログで詳しくご紹介しています。