2021年07月30日

森林保全を応援する「FSC認証紙」

 

今、問い直される「紙」

昨年のレジ袋有料化に続き、最近ではコンビニのスプーンやお箸も有料化が検討されていますね。

脱プラスチックの動きが加速する中、見直されている素材のひとつ「紙」

アパレル業界では買物袋が紙袋に、食品・飲食業界ではパッケージやストローが紙製にシフトしています。

そんな「紙」も、限りある資源。

実は日本における紙の生産量は、中国・米国についで世界第3。国民一人当たりの消費量も年間201kgと世界平均56kgを大きく上回ります。(WWFHPより抜粋)

これからは、使用する「紙自体」にもできる限り「環境と社会に配慮されたもの」を使っていきたい――

そんな思いから、実店舗・オンラインショップ共にラッピングに用いる包装紙にFSC認証紙を採用することに致しました。

オリジナル包装紙

見た目は通常の紙と変わりません。

包装紙のリニューアルについて、詳しくはこちらから。

 

【 FSC認証紙】とは

こちらはFSC認証紙のマークです。ご覧になった事はありますか?

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FSC JAPAN 公式HPには、次のように書かれています。

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FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)は責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする、独立した非営利団体であり、国際的な森林認証制度を運営しています。

環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を理念としています。

責任ある森林管理から生産される木材とその製品を識別し、それを消費者に届けることで、責任ある森林管理を消費者が支える仕組みを作っています。

FSC認証は、多くの消費者、環境団体、企業などから支持を集め、世界で最も信頼度の高い森林認証制度として国際的に知られています。

FSC JAPAN 公式HPより抜粋

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つまり消費者が、このFSC認証マークが入った製品を買うことで、世界の森林保全を応援できる仕組み。

無印良品やスターバックス、マクドナルド等の大手企業でも、製品にこのマークを採用しています。

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ティッシュ割り箸の袋にも、FSC認証マークがよく付けられています。

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さらに、紙おむつコピー用紙などにも、このマークがついている製品があるそうです。

私たちひとりひとりの選択が、森を守ることにつながるということを改めて感じます。

弊社の取り組みが、SDGs(持続可能な社会の実現)の推進に役立てられればと願います。

そしてこの記事が、読まれた方にとって少しでも日々の商品を選ぶときのきっかけとなれば幸いです。

 

弊社の取り組みについて、さらにお知りになりたい方は下記もご覧ください▼▼▼

SDGs導入の取り組みについて(山田繊維㈱企業情報CSRページ)

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SDGsの取り組みのひとつ【オーガニックコットン100%のシリーズについて】

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