ふろしきの端材を有効活用、【アップサイクルシール】を使った包装を始めました
ふろしきの端材を「アップサイクル」したシール
店舗でのラッピング・オンラインショップでの梱包に使用する資材に、こちらのシールが加わりました。
「この色柄、みたことがある…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そう、ふろしきを使っています!
実は、ふろしきの端材を活用した【アップサイクルシール】なんです。
アップサイクルは、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」とも呼ばれています。デザインやアイデアによって付加価値が与えられることで、ものとしての寿命が長くなることも期待できるため、製品のアップグレードと捉えることもできます。
アップサイクルとは? リサイクルやリメイクとは違う(講談社SDGs)
【アップサイクルシール】ができるまで
当社では、ふろしきの製造過程で発生する端材や規格外となってしまった生地を、なんとか有効活用できないかと模索してきました。
綿は「強化材」へ、ポリエステルは「再生燃料」としてリサイクルを始めています。
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また、商品作りにも活かしたいと検討する中、ふろしきのインナーバッグや、ミニトートバッグとして使える【ふろしきポケット】という商品も生まれました。
※店舗でのみ不定期で販売しています。
今回導入した【アップサイクルシール】も、そうした「もの作りから出るゴミを減らす」ための取り組みの一つです。
オンラインショップでは一部の梱包でテープの代わりに使い始めています。
店舗でもギフトラッピングの際に、お客様のご希望に応じて使用しています。
オリジナルふろしき作りに広がる【アップサイクルシール】の可能性
【アップサイクルシール】に「お名前シール」のような強度を持たせて、お洗濯しても剥がれにくい仕様にすることで、オリジナルふろしきを作るワークショップも実施しました。
※包装・梱包に使っているシールは、粘着力やシールのサイズなど、イベント用とは仕様が異なります。
下記の写真は、3331アーツ千代田で開催された、むす美初の単独イベント「ふろしき SDGs LIFE」や、東京・立川のGREEN SPRINGSにある「SUPER PAPER MARKET」で撮影したものです。
【アップサイクルシール】を使って、お客様にオリジナルふろしきを作っていただきました。
お子様から大人の方まで、個性豊かで、生き生きとした作品ばかりですね!
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【アップサイクルシール】から誕生した「包装用のシール」と「オリジナルふろしき作り」。どちらも端材を有効に使い、新たな形で活用する物です。
メーカーとして、これからもお客様と社会に役立ち、SDGsの実現に貢献する活動に取り組んでまいります。