竹久夢二×MUSUBI
美人画で名を馳せた、大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二は、日本のグラフィックデザインの先駆者としても知られ、日用品のデザインを数多く産み出しました。伝統と当時の流行、そして和・洋の美術様式が交差し、洗練されたデザインは現代でも高い人気があります。
むす美では、その中でも当時から特に人気のあるデザインやモチーフを基にして、ふろしきにアレンジしています。
“ネコ”
※千代紙「蔓草」大正期(資料提供:港屋)
夢二は多くのネコのスケッチを描いていますが、美人画でも、女性とネコの写実画をたくさん残しています。ふろしきの黒猫は、夢二が書き溜めたカット図案集から抜粋しています。蔓草は千代紙のデザインとして作成されました。
黒猫は、包んだ時に現われるようにデザインされています。2匹のポーズの違いもお楽しみください。 蔓草は、生命力が強いことから「長寿 子孫繁栄」を象徴する縁起の良い文様とされています。
お弁当包みやランチョンマット、ティッシュカバーなど幅広い日常のシーンでお使いいただけます。
ブックカバーとしてもおすすめで、本の装丁として愛されてきた夢二のデザインにはぴったりの用途です。
竹久夢二
大正ロマンを象徴する画家である竹久夢二は、美人画で名を馳せましたが、千代紙や絵封筒といった身近な日用品から、雑誌や楽譜の装丁、そして商業図案に至るまで多岐に渡ってデザインを手掛けました。木版という江戸浮世絵から続く日本の技法とアールヌーヴォーを意識した西欧の意匠が見事に融合された夢二のデザインは、時代を超えて人気を博しています。